エビ世界観

まとめ

近未来ＳＦ世界　【ファシャル】
現代世界とは別次元にある。
行き来は簡単ではないが、こちらの世界から現代世界に行く方法は皆無ではない。

ファシャルでは人形師と呼ばれる者たちの技術が発達し、ロボットや、本物と同じ、またはそれ以上の性能を持った義体を作ることが可能になった。生まれたままの身体で成人する者は少なく、大人になるまでに身体のどこかをパーツ義体にする場合が多い。
発達に貢献したのはコピー屋(奪い屋)と呼ばれる者たちの技術とされる。
初期は木製→金属製と現代世界と同じように発展したが、後期にコピー屋が出現すると本物そっくりな義体を作ることに成功した。

コピー屋とは名の通り、生身の身体から同じ見た目、同じ能力のパーツを作りだす者達の名前である。
人形師はコピー屋とペアを組み、仕事をすることにより付加機能や組み合わせが爆発的に増加した。

一方で、悪質なコピー屋も出現する。
生身での能力が高い者から、許可を得ずにコピーする奪い屋と呼ばれる者達である。

コピー自体は人体に影響が出ない技術だが、奪い屋が行うコピーは”元パーツの能力”まで奪い、機能を停止させてしまう。
コピー屋のパーツより、奪い屋とされる者達のパーツの方が良質とされたが、その技術は違法であった。


一方ファシャルの政府、王朝はコピー屋の出現以降これらの技術を弾圧するようになる。
技術が発達し豊かにも見えるファシャルだが、疫病、格差、貧困などの問題も多く一般市民と権力層との確執は深くなり、この弾圧を機に戦争へと発展した。


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エクルはファシャル後期に生まれる。
両親は戦争で亡くなり、顔も覚えていない。いわゆる戦争孤児であり、ストリートチルドレンとして育つ。
人形師として幼い頃から天才とよばれ、独学ながら高い技術を持っている。
コピー屋より、奪い屋とペアを組むことが多く、自然に戦争の中心へと引き込まれた。
(ノズパス♂　ククル【http://tegaki.pipa.jp/117931/23205997.html】とは腐れ縁で組むことが多い。)

強いモノを作ることで、評価される自分がすべてだと考えていた。

戦争の中で追い込まれ、こちらの世界に瀕死の状態で逃げることになる。


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ビスケは、ククルが選別に送ったコピーパーツを使ってつくられた人形。
人間の見た目・思考を持つ人形を作れるのは一部の人形師だけ。
ビスケはエクルも「パーツがない中でよくやった」という程度のできばえ。(すごい褒めてる)

エクルのパーツを使っているはずが、性格にえらい違いがあるのは何かのバグだと思っている。



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【裏話】
奪い屋の一番の禁忌は魂のコピー。
エクルは魂のコピーを半分だけ行って、ビスケに使っている。


【関係キャラ】
エクル
ビスケ
ククル

もなか(★ｳﾊﾟｰ♀)　王朝の姫